近年、セレシンやオゾケライトといった化粧品に多用されている石油由来の炭化水素ワックスに、発がん懸念物質「多環芳香族炭化水素(PAHs)」が含まれていることが問題になっています。JNPではPAHsを含まない合成ワックスに着目し、合成ワックスシリーズとして製品を展開しています。また、一般的な炭化水素ワックスは生産ロットごとに分子量分布のぶれが大きく、その影響で最終的な化粧品の品質にばらつきが出るという問題が報告されてきました。この問題を未然に防ぐため、JNPでは毎ロットの分子量分布を厳重に管理しています。JNPの合成ワックスを使用することで、常に品質が変わることのなく安定して化粧品を生産できるようになります。